ハマリ自慢は腕自慢?



まだパチンコの知識が乏しく、攻略誌などを読み漁ってた頃、ある「自称」女流パチプロが「これまで一度も1,000回ハマリを体験したことがないのが自慢」と書いていたのには本当に驚いた。当時は確変突入率1/3、以後2回ループが全盛であり、大当たり確率も1/400以下という厳しい時代だった。特にその「自称」女流パチプロは「パチンコで月収50万円稼ぐ方法」みたいな本の著者でもあったので、今でもそのショックが忘れ得ない思い出となっている。もちろん平打ちで2倍半程度のハマリを体験したことがないプロなどいるわけがない。

一部のゴトシや攻略プロを除く、全ての者にハマリはやって来る。ハマリは平打ちの使い手にとって絶対に離れることのできない友達のようなものだ。もしパチプロと話す機会があったらハマリについて感想を聞いてみるとよい。本当に腕の良いパチプロならきっとハマリ自慢をしたがるだろう。大ハマリはいかに自分が回る台(粘る価値のある台)を確保し、実際に粘れたかという勲章でもあるのだ。一方、素人はちょっぴりはまっただけですぐにやめるので、ハマリは次回の現金投資に持ち越される。結果としてハマリを体験しないで済むのだ。前述の「自称」女流パチプロの実態はまさに素人さんということになるだろう。

さてここで僕自身のハマリ自慢を聞いてもらいたい。これまで最高にはまったのはマジカルチェイサーの8倍ハマリだが、さらに壮絶だったのはCRギンギラパラダイスで6倍ハマリのすぐ後7倍ハマリをごちそうになった経験だ。その台は少なくカウントしても24回はまわってた上に十分に持ち球があった為、引くに引けず、最後はパンチドランカーをわずらったボクサーのように「好きにして」状態だった。結局泡だけで珊瑚もでない「8」の素リーチがビタ止まりした時はなんの感動もなく、むしろ大当たりしたことにかえって呆然としてしまったことを覚えている。

プロだって決してハマリを歓迎するわけではない。しかし避けてとおることができないのであれば「それもまた確率」と割り切るよりないだろう。むしろ常にハマリ新記録を狙うくらいの気持ちがあってもいい。まぁ達成されてもむなしさしか残らないが、人に語って聞かせる時には大いなる勲章となるだろう。



新パチプロ生活コラム

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