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第1章 第3節 平打ちの極意 第1項 よく回る台で打つ
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プロの勝ち方というと複雑なことをやってるように思えますが、平打ちに限れば良い台で粘るという2つの約束を守ってるだけにすぎません。しかしそれらを守れば勝てるようになるので、まさに極意と言っても過言ではありません。本節と次節においてはその2つの極意について説明します。
今回もサイコロのお話から。例えば1回サイコロを振るごとに1000円を払い、1が出たら6000円もらえるという掛けをしたとします。余興としてならおもしろいかもしれませんが、勝てるかといえば「?」でしょう。このように確率的にプラスマイナスゼロのラインをボーダーラインといいます。
では1回振るのに800円しか払わなくて良いとしたらどうでしょう?1回振るのに800円なら6回振っても4800円しかかかりません。その間に1回でも1が来たら1200円の儲けがあります。管理人なら「ダメ」と言われるまでひたすらサイコロを振り続けます。一方、1回振るのに1200円も払わなければいけないとしたらどうでしょう?1回振るのに1200円なら6回振るのに7200円のお金が必要です。みなさんはお金を払ってサイコロを振るでしょうか?おそらくほぼ全員の方が「振らない」と答えるはずです。なぜなら冷静に考えると確率的に損をするということを理解できるからです。しかし現実には競馬、競輪、宝くじなどの公営ギャンブルの全ては1200円払って、サイコロを振っているようなものなのです。(その辺については当サイトのコラムコーナーの「公営ギャンブルが勝てない訳」に詳しく説明してあるので参照して下さい)
ではパチンコはどうでしょう?実はパチンコも普通に打てば、確率的に勝てないように出来ています。パチンコ屋の土地代も店員の高い給料も頻繁に入れ替えられる新しいパチンコ台も決してタダではありません。それらの経費は全部客が負けたお金でまかなっているのです。その点では他のギャンブルとかわりありません。しかしパチンコが他のギャンブルとは絶対的に違うところがあります。それは全ての台が回収台(確率的に負ける台のこと)とは限らないということです。店の中を探すと結構勝てる台が存在します。さらに新台入替の時はほとんど全台が勝つことのできる台になっています。パチンコ屋はトータルでもうけがあれば良いのだから、客引きの為に何台かは勝てる台を用意してるのです。ここが他のギャンブルと圧倒的に違うところと言えるでしょう。上の話を先程のサイコロの話に例えるなら、1回サイコロを振るのに2000円かかる台もあれば、500円しかかからない台もあります。そして全台を平均すると1200円位になり、店の儲けとなるのです。
ちょっと回りくどい例えでしたが、パチンコ屋はこのようなメリハリを釘でつけるのです。そして先のサイコロの例で1回に払う額の少ない台とは良く回る台のことを指します。大当たり確率が同じで出玉が同じなら、良く回る台で打った方が儲かるに決まってると言えるでしょう。
三洋の人気機種のCRわんわんパラダイスSで具体的に例えてみましょう。条件は等価交換、無制限、大当たり確率1/300で期待出玉は2100個とします。細かい計算の方法は後ほど解説するとして、この機種のボーダーラインは1000円で19回位まわる台ということになります。この程度に回る台なら確率的には損もしないし得もしないのです。つまり1000円で15回しか回らない台だと負けるだろうし、25回まわる台なら勝てるということになるのです。
もちろん確率が収束するのにはある程度の試行回数が必要なので、1日や2日ではなく3ヶ月とか半年程度のスパンを要します。この講座を見て早速パチンコ屋に行っても必ず勝てるとは限りません。その日の運・不運によって勝敗が左右されるからです。しかし回らない台で打たないように心がけるだけでも負け額は確実に減るはずですし勝てる可能性も額もグンと高くなります。なお各台の具体的なボーダーラインは当サイトのパチンコデータベースにあるので参考にして下さい。ただし、上記の例は等価交換の店でしか通用しない内容です。低換金率の場合は本節の内容にプラス持ち球で粘るということが必要となります。
平打ちにおける「良い台」とは「良く出る台」ということではなく、「良く回る台」のことを言います。その日その日の結果として負けることがあっても、長期的な視野にたてば必ず勝つことができると断言します。
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