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本節はこの講座で最も難解な言葉と表現を用いる所です。しかも一見パチンコとはなんの関係もなさそうに見えるので、あまりおもしろくないかもしれません。しかし、ここを理解しないで先へと進むと全てが台無しになってしまうくらいの最重要個所でもあります。必ず十分な理解をして次に進んでください。
まずサイコロを思い浮かべてみましょう。赤い目の1が出る確率は1/6です。6回も振れば大抵1度は1が出るとしたものです。しかし6回振れば必ず1が1回出るとは限らないことを我々は経験で知っています。たった6回しか振ってないのに2回、3回と出ることがあれば、20回振っても30回振っても出ないということもあります。こうした確率の偏りはいかんともしがたいのです。これを確率のムラと言います。平打ちはこの確率のムラというものがあるということをよく理解しなくてはなりません。
では確率のムラにより1が3回連続で出たとしましょう。次に振るサイコロの目が1の確率はどのくらいになるでしょうか?3回も来たのだから更にもう1回くらい1が来るのでしょうか?それとも3回も連続できたのだから次は別の数字が来ると考えるでしょうか?こう問いかけたなら多くの人が次に1が出る確率はやっぱり1/6と答えてくれることでしょう。過去にどんな数字が何回出ようとも、次に振るサイコロの出目には決して影響しない。これを独立事象と言います。
しかし1万回くらい振ればほとんど確率どおり1/6くらいの割合で1が出るはずです。すなわち試行回数が多ければ多いほど確率は収束されていく。これを大数の法則と言います。
そしてこれらの条件を満たす確率を完全確率と言います。
上記は読んでみればそれほど難しいことではないかもしれません。しかし実生活において、とりわけギャンブルにおいて人はこのような考え方をしません。一方、平打ちではこの完全確率的な考え方を絶対視しています。パチンコで勝てるようになると体でイヤという程この完全確率を知ることになることになりますが、今はせめて頭の中だけでもこのことを十分に理解しておいてください。
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